Claude Codeは、ClaudeのFreeプラン(無料)では使えません。使うには、Pro・Max・Ultraの個人プラン、Team・Enterpriseの組織プラン、またはAPIキーによる従量課金のどれかが必要です。いちばん安いのはProで、月払いなら月20ドル、年払いなら200ドル(月あたり17ドル)です。
ただし、どれを選ぶと無駄がないかは、使う量と、会社の契約があるかで変わります。この記事では、プランごとの金額と使える量、上限に当たった時の払い方、APIで使う時の計算のしかたを、選ぶ順番に沿って整理します。
この記事の金額は、2026年11月4日に確認したAnthropicの公式料金ページと公式資料によるもので、税は含みません。料金とプランは変わることがあると公式も書いているため、契約の前に公式料金ページで確かめてください。計算例は説明のために編集部が作った仮の数字で、編集部がClaude Codeを使って利用量を測った実測の結果ではありません。
Claude Codeは無料で使える?Freeプランと料金の関係
公式料金ページのプラン比較表では、Claude Codeの行はFreeが「No」、Pro・Max・Ultraが「Yes」です。よくある質問でも、Claude Codeは「すべての有料プランに含まれる」と説明されています。Claude Codeを入れること自体はできても、使い始めるにはログインの段階で、有料プランかAPIの支払いが必要になります。
APIで使う場合は、Claude Consoleのアカウントでログインし、使った量に応じて払います(公式の認証資料(英語))。月額の定額ではなく、読み書きした文章の量で金額が決まる仕組みです。
検索結果には「無料で使う方法」として、Anthropic以外のサービスを経由して別のモデルを動かす記事も出てきます。これは公式の料金ページやClaude Codeの資料が案内している使い方ではないため、この記事では扱いません。会社で使う場合は、情報の扱いと利用規約を先に確かめる必要があります。
Claude Codeの料金プラン一覧(2026年11月4日確認)
Claude Codeを使えるプランと金額をまとめます。金額はドル表示で税別です。
| プラン | 料金(税別) | Claude Codeで使える量 | 支払い |
|---|---|---|---|
| Free | 0ドル | Claude Codeは使えない | なし |
| Pro | 月払い20ドル。年払いは200ドル(月17ドル相当) | 5時間ごとと週ごとに上限がある。5時間あたりFreeの5倍以上 | 月払い・年払い |
| Max | 月100ドル | 5時間ごと・週ごとにProの5倍 | 月払いのみ |
| Ultra | 月200ドル | 週ごとにProの10倍。確認済みのアカウントは5時間の上限がない | 月払いのみ |
| Team(標準の席) | 1席あたり月25ドル。年払いは月20ドル | Proより多い | 2〜150人。月払い・年払い |
| Team(Premiumの席) | 1席あたり月125ドル。年払いは月100ドル | 標準の席の5倍 | 標準の席と組み合わせられる |
| Enterprise | 1席あたり月20ドル+使った分をAPIの料金で | 使った量に応じて払う | 年払いのみ。20席から |
| API(Claude Console) | モデルごとのトークン単価 | 使った量に応じて払う | 使った分 |
表の上限は「何回まで」という決まった回数ではありません。公式の説明では、使うモデル、会話の長さ、ファイルの大きさで上限に届く速さが変わります。また、Claudeのチャット(Web・デスクトップ・スマホ)とClaude Codeは同じ枠を使うので、チャットを多く使った日はClaude Codeで使える量も減ります。Ultraの「確認済みのアカウント」は、料金ページで「verified accounts」と書かれている条件です。
古い名前にも注意します。公式の機能比較(英語)によると、Ultraは以前の「Max 20x」、Maxは以前の「Max 5x」の新しい名前です。古い記事で「Max 5x」「Max 20x」と書かれていれば、それぞれ今のMaxとUltraに当たります。Claude Codeで使える機能は、MaxとUltraで同じです。
上位のモデルFableの扱いもプランで違います。Proでは後で説明する使用クレジットで払い、MaxとUltraでは週の上限の半分まで含まれます。MaxやUltra、Teamに付く毎月のAPIクレジット(Maxは100ドル、Ultraは200ドル)は、Claude Codeの支払いには使えません。
使用量に応じて払う型のEnterprise(管理画面から自分で申し込む契約を含む)では、席ごとの使用上限がなく、使った量をAPIの料金で払います(公式ヘルプ(英語))。古いEnterpriseの契約では、Claude Codeを含む種類の席が必要な場合があります。
上限に当たった時の選択肢と使用クレジット
定額のプランで上限に届いた時、公式ヘルプ(英語)が示す選択肢は次の4つです。
- 上限がリセットされるまで待つ。5時間の枠は5時間ごと、週の枠は週ごとに戻ります。
- 上のプランへ変える(Pro→Max→Ultra)。
- 使用クレジットを有効にして、APIと同じ料金で続ける。
- Claude Consoleのアカウントに切り替えて、APIの従量課金で使う。
Claude Codeには、5時間の上限に届いた時に、途中の作業だけ少し続けて区切りまで終える仕組みもあります。画面に「Usage limit reached · wrapping up」と出ている間がそれで、上限の後に新しく送った依頼には使えません。この分は週の上限に数えられます。段階的に提供中のため、まだ使えないアカウントもあります。
使用クレジットで上限の先を払う
使用クレジット(usage credits)は、上限に届いた後の利用を、標準のAPI料金で払う仕組みです。サブスクリプションの料金とは別に請求されます。公式ヘルプ(英語)による設定の流れは次のとおりです。
- claude.aiの「Settings > Usage」を開き、「Usage credits」の欄で「Enable」を押します。
- 支払い方法を登録し、「Adjust limit」で月の支出上限を決めます。上限なしにもできます。
- 「Add funds」で使う分を前払いします。残高が減った時に自動で買い足す設定(auto-reload)もあります。
使用クレジットは多くの場合は失効しませんが、日本では期限があります。2026年9月10日以降に買った使用クレジットは、購入から6か月で失効します。失効の7日前にメールで知らせが届き、「Settings > Usage」で期限を確かめられます。
Claude Codeの入力欄で/usage-creditsを実行すると、個人プランならこの設定画面がブラウザーで開きます。TeamやEnterpriseで請求の権限がない人が実行すると、確認の後に管理者への依頼が送られます(公式のコスト管理資料(英語))。毎月の支出を決まった額に収めたい時は、使用クレジットを無効のままにするか、月の上限を小さく決めておきます。
APIキーで使う時の料金と使う量の目安
APIの料金は、モデルごとに100万トークンあたりの単価で決まっています。トークンは、AIが文章を読み書きする時の量の単位です。Claude Codeでは、入力(読ませたファイルや会話の履歴)と出力(返答や書いたコード)の両方に料金がかかります。2026年11月4日に確認した公式のAPI料金(英語)は次のとおりです。
| モデル | 入力 | 出力 | キャッシュの読み込み |
|---|---|---|---|
| Fable 5.1 | 10ドル | 50ドル | 0.25ドル |
| Opus 5.5 | 4ドル | 20ドル | 0.20ドル |
| Sonnet 5.5 | 2ドル | 10ドル | 0.10ドル |
| Haiku 5.5 | 0.10ドル | 0.50ドル | 0.01ドル |
いずれも100万トークンあたりの金額です。Haiku 5.5は、1回の依頼が10万トークンを超えると入力0.50ドル・出力2.50ドルの高い単価になります。キャッシュの読み込みは、同じ内容をもう一度読む時に一時保存から読む分の単価で、Claude Codeはこの仕組みを自動で使います。Opus 5.5を速く動かすfast modeは標準の2倍の料金です。詳しくはfast modeの記事にまとめています。
使う量の目安として、公式のコスト管理資料(英語)は、企業での導入全体の平均を、開発者1人あたり、使った日1日で約13ドル、月150〜250ドルとし、90%の利用者は使った日1日あたり30ドル未満に収まると書いています。一方で、モデルの選び方、コードベースの大きさ、複数の同時起動や自動化で大きく変わるとも説明しており、少人数で試して基準を測ってから広げることを勧めています。
Consoleで初めてClaude Codeを認証すると、「Claude Code」という名前のワークスペースが自動で作られ、Claude Codeの費用をまとめて確認できます。このワークスペースには支出の上限も設定できます。
利用パターン別の料金の計算例
次の計算は、ここまでの公式の料金と目安だけを使った説明用の例です。実際の請求額は、税や為替、使い方で変わります。
| 場面 | 選ぶもの | 月の計算(税別) |
|---|---|---|
| 1人で試す | Pro(月払い) | 20ドル |
| 1人で毎日長く使い、Proの上限に何度も当たる | Max | 100ドル。足りなければUltraの200ドル |
| 5人のチームで使う | Teamの標準の席を5席(年払い) | 20ドル×5席=100ドル。月払いなら25ドル×5席=125ドル |
| 5人のうち2人が多く使う | 標準の席3席とPremiumの席2席(年払い) | 20ドル×3席+100ドル×2席=260ドル |
| 20人で使う | Enterprise(年払い) | 20ドル×20席=400ドル。これに使った分をAPIの料金で加える |
| 5人がAPIキーで使う | Consoleの従量課金 | 公式の平均(1人月150〜250ドル)を当てはめると750〜1,250ドル |
トークンの量から計算する場合の例も示します。Sonnet 5.5で、1日に入力100万トークン、出力10万トークンを使ったとすると、入力2ドルと出力1ドルで1日3ドルです(キャッシュの割引を考えない場合)。20日使えば60ドルになります。この量は仮の数字で、何トークン使うかは作業の内容で大きく変わります。
料金プランの選び方:状況ごとの判断の順番
どれを選ぶかは、次の順番で考えると迷いにくくなります。順番そのものは編集部の提案です。
- 会社で使うなら、先に会社の契約を確かめる。会社がTeamかEnterpriseを契約していれば、管理者に招待してもらい、その席でログインします。個人で買う前に確かめると、二重の支払いを避けられます。料金ページによると、TeamとEnterpriseは既定で内容をモデルの学習に使わず、個人プランは利用者が設定で学習への利用を断る(オプトアウト)方式です。業務の情報を扱う時は、この違いも判断の材料になります。
- 個人で試すなら、Proから始める。小さな作業から使い、
/usageで使用量の増え方を見ます。 - 上限に何度も当たるなら、上のプランか使用クレジットで補う。上限に届くのが月に数回なら、月の上限を小さく決めた使用クレジットで補う方法があります。ほぼ毎日届くならMax、それでも足りなければUltraを検討します。この線引きは編集部の目安です。
- 利用者ごとの集計や社内の仕組みへの組み込みが要るなら、Consoleの従量課金を検討する。ワークスペースの支出上限と、メンバーごとの費用の表示が使えます。TeamやEnterpriseでも、使用クレジットで払った分は組織の分析画面で利用者ごとに見られ、CSVで書き出せます。ただし、席に含まれる範囲の利用は金額で計られません。
- 会社でAmazon Bedrock、Google CloudのAgent Platform、Microsoft Foundryを使っているなら、そのクラウドの請求になる。費用の確認と上限の設定も、それぞれのクラウドの請求画面で行います。

請求を確かめて、想定外の支払いを防ぐ
よくある思い違いは、定額のプランに入っているのにAPIの料金がかかるケースです。公式ヘルプ(英語)は、パソコンにANTHROPIC_API_KEYという環境変数が設定されていると、Claude Codeはサブスクリプションではなくその鍵で認証し、APIの料金がかかると注意しています。次の順で確かめます。
- Claude Codeで
/statusを実行し、どの認証方法が使われているかを見ます。ログインとAPIキーの両方がある場合は、使われていない方に印が付きます。 - サブスクリプションで使いたいのにAPIキーが使われていれば、ターミナルで
unset ANTHROPIC_API_KEYを実行してから、Claude Codeを起動し直します。シェルの設定ファイル(.zshrcなど)に書いている場合は、その行も外します。 /usageで、プランの上限に対する今の使用量を確かめます。
APIで使っている場合は、残高が減った時に自動で買い足すauto-reloadの設定を、Claude CodeではなくClaude Consoleの請求の設定(Billing)で確かめます。使用クレジットを有効にしている場合は、claude.aiの「Settings > Usage」で月の上限と今月の支出を見ます。
Claude Codeの料金でよくある質問
年払いはどのプランで選べますか?
ProとTeamです。MaxとUltraは月払いのみ、Enterpriseは年払いのみです。料金ページによると、月払いから年払いへは「Settings > Billing」で切り替えられ、残っている期間の分は最初の年額の請求に充てられます。
MaxやUltraに付く毎月のAPIクレジットで、Claude Codeを使えますか?
使えません。公式ヘルプは、Max・Ultra・Teamに付く毎月のAPIクレジットは、Claude CodeやClaudeのアプリでは使えず、使用クレジットの支払いにも充てられないと説明しています。このクレジットの使い道はAPIクレジットの記事にまとめています。
日本円ではいくらですか?
日本語版の公式料金ページ(2026年11月4日確認)も金額はドルで表示され、税は含まれていません。円の金額は示されていないため、この記事でも円に換算していません。請求の通貨と金額は、申し込みの画面と請求書で確かめてください。
解約したらどうなりますか?
いつでも解約でき、今の請求期間の終わりまでは使えます。Pro・Max・Ultraは期間が終わるとFreeプランに移るので、Claude Codeは使えなくなります。会話やファイルは解約しても消えません。
まとめ:料金は契約の有無と使う量で決める
Claude CodeはFreeプランでは使えず、個人ならProの月20ドルから始められます。会社で使うなら先に会社の契約を確かめ、上限に何度も当たるならMax・Ultraか使用クレジット、利用者ごとの集計や仕組みへの組み込みが要るならAPIの従量課金を選びます。契約の前には公式料金ページで最新の金額を確かめ、使い始めたら/statusと/usageで、請求のされ方と使用量を見ます。Claude Codeでできることの全体はClaude Codeとはの記事に、導入の手順はインストールの記事にまとめています。
会社で導入する時は、誰にどの席を割り当てるか、使用クレジットの上限をいくらにするかを、試行の数字を見てから決めると無駄が出にくくなります。業務に合わせた導入や研修は、PLaiのAI社員導入支援でも相談できます。





