この記事は、2026年11月5日に確認した公式リリースノートと公式ドキュメントをもとに改稿しています。

Claude Codeで日本語ファイルが文字化けしたら、まずUTF-8以外の文字コードで保存されていないかを確認します。Shift-JISなどのファイルをEdit・NotebookEditで編集した際に文字が置き換わる不具合は、v2.1.296で修正されました。この修正では、対象ファイルへの書き込みを拒否して元の内容を保ちます。

公式リリースノートの文字コード修正をもとに、編集を止める条件と、文字コードを変えてよいかの判断を解説します。

UTF-8以外のファイルを編集するとき:v2.1.295まで:日本語などASCII以外の文字が、すべて置き換わることがある。v2.1.296から:書き込まずに断り、ファイルはそのまま
編集部制作の概念図:Edit・NotebookEditがUTF-8として正しく読めないファイルを扱う場合の変更。

Claude Codeで文字化けが起きた原因

日本の職場には、Shift-JISで保存された古いCSV、設定ファイル、業務システムの出力がまだ残っています。リリースノートには、こうしたファイルをEdit・NotebookEditで編集する際の不具合修正が載っています。

つまり、これまでの版では、UTF-8として読めないファイルをEditツールで直すと、ASCII(半角の英数字と記号)以外の文字、つまり日本語などの文字がすべて別の記号に置き換わってしまうことがありました。Jupyterのノートブックを書き換えるNotebookEditツールも同じです。日本語の見出しや項目名が並ぶファイルでは、1行を直したつもりで全体が読めなくなるおそれがあります。v2.1.296からは、このような編集は実行されずに断られます。

Claude Codeの文字化け防止を確かめるポイント

公式リリースノートが示す修正後の動作は、UTF-8として正しく読めないファイルに対するEdit・NotebookEditの編集を拒否することです。Shift-JISをそのまま扱える編集機能が追加された、という意味ではありません。

たとえば、Shift-JISの設定ファイルにあるversion=1をversion=2へ変えたい場合でも、文字コードを保つ必要があれば、先にファイルの複製を作り、編集方法を決めます。Editが拒否したら、同じ依頼を繰り返す前に、拒否された理由を読み、ファイルに変更がないか比較してください。

確認には差分やファイルのハッシュを使えます。macOSでは、編集前と編集後に次のコマンドを実行して出力を記録する方法があります。sjis.txtは対象ファイルのパスに置き換えます。

shasum -a 256 sjis.txt

同じファイルのSHA-256が前後で一致すれば、その間にファイルのバイト列が変わっていないことを確認できます。表示されたエラーと、実ファイルの確認結果をセットで残すのが、更新後の動作を判断する手順です。

Claude Codeで文字化けを避けて編集するには

  • UTF-8に変換してよいファイル:先に変換してから編集を頼みます。変換したファイルを読む別のシステムがShift-JISを前提にしていないか、先に確かめてください。
  • Shift-JISのまま残す必要があるファイル:Claudeに「文字コードを変えずに、該当の行だけを書き換えるコマンドで直して」と頼み、実行前にコマンドの中身を確認します。
  • どちらか迷うファイル:元のファイルを別名で保存してから作業すると、戻せなくなる事故を避けられます。

Claude Codeの更新と文字化けの確認

claude --version

この修正が入ったのはv2.1.296です。古い版を使っている場合は、公式のセットアップ資料に沿って更新します。ネイティブ版は自動更新があり、HomebrewやWinGetで導入した場合は既定で自動更新されません。導入した方法に合う更新手順を選んでください。

更新後は元ファイルを別名で残し、対象のファイルを編集したときの結果を確かめます。編集が拒否された場合は、同じ依頼を繰り返す前に、ファイルを使う業務システムが要求する文字コードを確認します。元から壊れているファイルは、更新だけでは戻らないため、変更前のコピーや履歴から復元します。

Claude Codeの文字化けについてよくある質問

Shift-JISのファイルは編集できなくなったのですか?

公式の修正は、UTF-8として正しく読めないファイルのEdit・NotebookEditによる書き換えを拒否するものです。元の文字コードを扱える方法で編集するか、UTF-8へ変換してよいかを、そのファイルを読み込むほかのシステムに合わせて決めます。

エラーが出たとき、ファイルは書き換わっていますか?

この不具合への修正は対象の編集を拒否します。ただし、あらゆるエラー表示からファイルの状態を判断することはできません。自分の作業では、編集前後の差分やSHA-256も比較してください。

まとめ:文字化けを防ぐには元の文字コードを保つ

Claude Codeで古い日本語ファイルを扱うときは、利用中の版と文字コードを確認し、元ファイルを残してから編集します。UTF-8への変換可否は、そのファイルを使う業務システムに合わせて決めてください。