Claude Codeのアップデートは、どの方法で入れたかで手順が変わります。公式のインストールコマンドで入れたネイティブ版は、裏で自動的に新しい版へ上がります。すぐに上げたい時は、ターミナルでclaude updateを実行します。Homebrew・WinGet・apt・dnf・apkで入れた場合は、初期設定では自動で上がらないため、それぞれの管理ツールのコマンドで更新します。npmで入れた場合は、npmがClaude Codeを入れたフォルダーに書き込む権限があれば自動で上がります。手動で上げる時は、npmのコマンドで入れ直します。

この記事では、今の版と入れ方の確かめ方、入れ方ごとのアップデートの手順、自動更新の速さを選ぶリリースチャネル、自動更新の止め方と会社で版をそろえる設定、アップデートできない時の対処を説明します。初めて入れる手順はインストールの記事に、各版で何が変わったかはアップデートの解説記事にまとめています。

この記事は、2026年11月5日に確認したAnthropicの公式資料(英語)と、公式の変更履歴をもとに、編集部がまとめたものです。編集部が実機でアップデートの操作を試した実測の結果ではありません。コマンドと表示される文は、公式資料の記載です。

Claude Codeのアップデートの方法は、入れ方で決まる

公式のセットアップ資料(英語)によると、ネイティブ版は裏で自動的にアップデートされ、Homebrew・WinGet・apt・dnf・apkは初期設定では手動で上げます。npmで入れた場合も、Claude Codeが自分で更新します。入れ方と更新のコマンドの対応は次のとおりです。

入れ方自動で上がるか手動で上げるコマンド
ネイティブ版上がる(裏で入れて、次の起動から反映)claude update
Homebrew上がらない(設定で自動にできる)brew upgrade claude-codeまたはbrew upgrade claude-code@latest
WinGet上がらない(設定で自動にできる)winget upgrade Anthropic.ClaudeCode
apt・dnf・apk上がらない(OSの更新と一緒に行う)下の「apt・dnf・apkで入れた場合」を参照
npm入れたフォルダーに書き込む権限があれば上がるnpm install -g @anthropic-ai/claude-code@latest

ネイティブ版とは、curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash(Mac・Linux・WSL)やirm https://claude.ai/install.ps1 | iex(WindowsのPowerShell)で入れたものです。公式資料はこの入れ方を推奨しています。npmで入れた場合も、中身は同じネイティブの実行ファイルです。

導入方法ごとのClaude Codeの更新です。ネイティブ版は裏で自動で更新され、すぐ上げるならclaude updateを使います。HomebrewとWinGetは自動では上がらず管理ツールのupgradeで、apt・dnf・apkはOSの更新と同じupgradeで、npmは@latestを付けて入れ直します。
図:導入方法ごとのClaude Codeの更新です。ネイティブ版は裏で自動で更新され、すぐ上げるならclaude updateを使います。HomebrewとWinGetは自動では上がらず管理ツールのupgradeで、apt・dnf・apkはOSの更新と同じupgradeで、npmは@latestを付けて入れ直します。編集部の説明図です。製品の実画面ではありません。画像を開くと拡大できます。

アップデートの前に、今の版と入れ方を確かめる

まず、今の版を確かめます。ターミナルで次を実行すると、2.1.318 (Claude Code)のような形で版の番号が表示されます(番号は入れている版によって違います)。

claude --version

次に、自分がどの方法で入れたかを確かめます。覚えていない時は、公式のトラブル対処資料(英語)にある確かめ方が使えます。MacとLinuxではwhich -a claudeで、見つかったclaudeをすべて表示します。~/.local/bin/claudeがネイティブ版の場所です。WindowsのPowerShellではwhere.exe claudeを実行し、%USERPROFILE%\.local\bin\claude.exeがあればネイティブ版です。Homebrewで入れたかはbrew list --cask | grep claude-codeで、npmで入れたかはnpm -g ls @anthropic-ai/claude-codeで確かめます。

複数の方法で入れていると、アップデートしたのに古い版が動く原因になります。公式資料は、入れ方を1つに絞り、ネイティブ版を残すことを勧めています。

自動更新が有効か、最後のアップデートが成功したかは、claude doctorで見られます。セッションを始めずに、インストールの状態と設定の診断を表示するコマンドです。

今すぐアップデートする:claude updateと各管理ツールのコマンド

ネイティブ版で、次の自動確認を待たずにすぐ上げたい時は、ターミナルで次を実行します。ほかの入れ方の場合は、下のそれぞれの手順で上げます。

claude update

公式資料によると、新しい版が入るとSuccessfully updated from <前の版> to version <新しい版>と表示されます。すでに最新ならClaude Code is up to date (<版>)です。HomebrewやWinGet、apkで入れた場合は、Claude is up to date!と表示されます。これらの入れ方では、この表示を見て終わりにせず、下のそれぞれの管理ツールのコマンドで上げます。アップデートの後は、開いているClaude Codeを終了して起動し直すと、新しい版で動きます。

HomebrewとWinGetで入れた場合

Homebrewで入れられるClaude Codeは2種類です。claude-codeは安定版(stable)で、最新の版より1週間ほど遅れて届きます。claude-code@latestなら、新しい版が出るとすぐに届きます。入れた方の名前でbrew upgradeを実行します。違う方の名前で実行するとError: Cask 'claude-code@latest' is not installed.のように表示されるので、brew list --cask | grep claude-codeで入れた方を確かめます。Homebrewは古い版をディスクに残すので、ときどきbrew cleanupで片付けます。

WinGetはwinget upgrade Anthropic.ClaudeCodeで上げます。HomebrewとWinGetでは、環境変数CLAUDE_CODE_PACKAGE_MANAGER_AUTO_UPDATEを1にすると、新しい版が出た時にClaude Codeが裏で更新のコマンドを実行し、成功すると再起動を促します。ただし、WinGetで入れた場合は、Claude Codeが動いている間はWindowsがそのファイルを使用中として扱い、書き換えられないため、更新に失敗することがあります。その時は、表示された手動のコマンドを実行します。

apt・dnf・apkで入れた場合

Linuxのパッケージ管理で入れた場合は、Claude Code自身では更新せず、OSの更新と同じ流れで上げます。管理者の権限が要るため、自動では上がりません。

# Debian・Ubuntu(apt)
sudo apt update && sudo apt upgrade claude-code

# Fedora・RHEL(dnf)
sudo dnf upgrade claude-code

# Alpine(apk)
apk update && apk upgrade claude-code

npmで入れた場合

npmで入れた場合は、npm install -g @anthropic-ai/claude-code@latestで入れ直します。公式資料は、npm update -gを避けるよう書いています。最初に入れた時の版の範囲に従うため、最新の版まで上がらないことがあるからです。また、sudo npm install -gで入れると、Claude Codeが自分で更新できなくなります。npmのフォルダーに書き込む権限がなく自動で上がらない時は、起動時に一度だけ案内が出て、claude doctorに直し方が表示されます。

自動更新はいつ反映されるか

公式資料によると、ネイティブ版のClaude Codeは、起動した時と、動いている間に定期的に新しい版を確かめます。見つかると裏でダウンロードして入れ、次にClaude Codeを起動した時から新しい版に切り替わります。作業中の画面がその場で入れ替わるわけではありません。

そのため、「アップデートされたはずなのに版が変わらない」時は、まず開いているClaude Codeをすべて終了してから起動し直し、claude --versionで確かめます。公式の変更履歴によると、裏でアップデートが入った後は、入力欄の下に再起動を促す表示が出ます(v2.1.235で表示の不具合を修正)。

会話を続けたまま新しい版に切り替えたい時は、/restart(別名/update)を使えます。公式のコマンド一覧(英語)によると、このコマンドはClaude Codeを再起動して今のセッションを再開し、入った更新を反映します。Pro・Max・Ultraのプランで、MacかLinuxのネイティブ版(WSLは除く)を使っていて、Claude Codeがv2.1.288以降なら使えます。

裏での更新に失敗すると、入力欄の下に赤い字でAuto-update failed · Run claude doctorと表示されます。公式資料によると、この表示が出ても作業はそのまま続けられます。表示には「Run claude doctor」とありますが、claude doctorのLast update attempt: failed (install_failed)の行では、失敗した日付は分かっても原因までは分かりません。失敗の理由を知りたい時や、すぐに入れたい時は、別のターミナルでclaude updateを実行します。

更新の速さを選ぶ:latestとstable

ネイティブ版で入れた場合、どの版を受け取るかはリリースチャネルで選べます。"latest"(初期設定)は、新しい版が出るとすぐに受け取ります。"stable"は1週間ほど前の版を受け取り、大きな不具合が出た版は飛ばします。新しい機能を早く使いたい人はlatest、仕事で使う環境を落ち着かせたい人はstableが向いています。

切り替えは、Claude Codeの中で/configを開き、Auto-update channelで選びます。設定ファイルに書く場合は、settings.jsonに次の1行を足します。

{
  "autoUpdatesChannel": "stable"
}

注意点が2つあります。1つは、新しく出たモデルを使うのに、stableで配られている版より新しいClaude Codeが必要になる場合があることです。その時は、latestへ戻すとすぐに使えます。もう1つは、Homebrewやapt・dnf・apkで入れた場合、この設定は効かないことです。Homebrewは入れた名前(claude-codeかclaude-code@latest)で、apt・dnf・apkは登録したリポジトリで、チャネルが決まります。

stableへ切り替えても版を下げない設定

latestからstableへ切り替えると、今の版がstableより新しい場合があります。/configで切り替えると、版を下げるか、今の版にとどまるかを聞かれます。とどまる方を選ぶと、minimumVersionにその版が書き込まれます。これより古い版へは、自動更新でもclaude updateでも下がりません。latestへ戻すと、この設定は消えます。設定ファイルに直接書く場合は、次のようにします。

{
  "autoUpdatesChannel": "stable",
  "minimumVersion": "2.1.100"
}

自動アップデートを止める・会社で版をそろえる

自動アップデートを止めたい時は、settings.jsonのenvにDISABLE_AUTOUPDATERを書きます。

{
  "env": {
    "DISABLE_AUTOUPDATER": "1"
  }
}

効いたかどうかは、claude doctorのAuto-updatesの行がdisabled (set by env: DISABLE_AUTOUPDATER)になっているかで確かめます(ネイティブ版とnpmの場合)。この設定が止めるのは裏での確認だけで、claude updateやclaude installは使えます。公式の環境変数の資料(英語)によると、手動の更新まで含めてすべて止めるには、代わりにDISABLE_UPDATESを1にします。会社がClaude Codeを配っていて、利用者に版を変えてほしくない時に使う設定です。

特定の版を入れ直したい時は、claude install 2.1.89のように、claude installの後ろに版の番号を付けて実行します。使い方は公式のコマンド資料(英語)にあります。claude install stableやclaude install latestのようにチャネルの名前を渡すと、そのチャネルが以後の自動更新の既定になります。

会社で版をそろえる時は、管理者が配る管理用の設定(managed settings)を使います。公式の設定リファレンス(英語)によると、次の4つが使えます。

設定効き方
autoUpdatesChannel会社全体のリリースチャネルをそろえる
minimumVersion更新で入る版の下限を決める。利用者やプロジェクトの設定で下げられない
requiredMinimumVersionこれより古い版では起動させない(v2.1.163以降)
requiredMaximumVersionこれより新しい版では起動させない。自動更新もこの版を超えない(v2.1.163以降)

minimumVersionが制限するのは更新だけですが、requiredMinimumVersionとrequiredMaximumVersionは起動そのものを止めます。範囲の外でもclaude update・claude install・claude doctorは動くので、利用者は許された版へ戻せます。この2つは管理用の設定でしか効かず、ほかの場所に書いても警告なしに無視されます。

DesktopアプリとVS Code拡張は別に更新する

ターミナルのclaudeをアップデートしても、DesktopアプリやVS Code拡張の中のClaude Codeは変わりません。それぞれが自分用のClaude Codeを持っているためです。

  • Desktopアプリ:公式資料(英語)によると、Codeタブのローカルのセッションは、アプリが入れて更新する専用のClaude Codeで動きます。版はCodeタブで/statusを入力すると表示されます。新しい版にするには、MacはClaude > Check for Updates…、WindowsはHelp > Check for Updates…を選び、新しいセッションを始めます。
  • VS Code拡張:公式資料(英語)によると、拡張の版の番号は、中に入っているClaude Codeの版と同じです。拡張機能の画面で拡張を更新します。拡張を入れても、ターミナルで使うclaudeは入らないので、ターミナルでも使う場合は別にネイティブ版を入れて更新します。

「ある機能にはv2.1.300以降が必要」と書かれている時は、使っている場所の版を確かめます。ターミナル・Desktop・VS Codeで、それぞれ版が違うことがあります。

アップデートできない時の表示と対処

アップデートがうまくいかない時は、画面に出た文を手がかりに対処を選びます。代表的なものは次のとおりです。詳しい直し方は公式のトラブル対処資料(英語)にあります。

表示・症状まず行うこと
自動アップデートがまったく来ないclaude doctorのAuto-updatesの行で、止まっている理由を確かめる。DISABLE_AUTOUPDATERのほか、通信を減らすCLAUDE_CODE_DISABLE_NONESSENTIAL_TRAFFICも、空でない値なら自動更新を止める
アップデートしても版が変わらないClaude Codeを起動し直す。which -a claude(Windowsはwhere.exe claude)で、別の入れ方のclaudeが先に呼ばれていないか確かめる
Homebrewで入る版が古いまずbrew updateでHomebrewの一覧を新しくする。それでも古い時は、claude-codeがstableで1週間ほど遅れるため。最新が要るならclaude-code@latestを入れる
Checking for updatesのまま止まるv2.1.214より前の版で、~/.zshrcなどシェルの設定ファイルの場所がフォルダーになっていると起きる。そのフォルダーを別の場所へ移すか、インストールのコマンドを実行し直して上げる
ダウンロードが途中で切れるもう一度claude updateを実行する。会社のネットワークならプロキシの設定(HTTPS_PROXY)を確かめる
Windowsで更新の直後にclaudeが見つからない%USERPROFILE%\.local\binに残るclaude.exe.old.で始まる控えをclaude.exeに戻すか、入れ直す。v2.1.217以降は、失敗した更新が自動で元に戻る
npmでENOTEMPTYと出るエラーに出た古いパッケージの場所を消してから入れ直す

そもそもclaudeが見つからない、ログインできないといった導入時の問題は、インストールの記事の確認の順番から進めます。Windowsで止まる時は、Windowsで使う方法の記事にも直し方をまとめています。

アップデートで何が変わったかを調べる

アップデートで何が変わったかは、次の3つで調べられます。

  • Claude Codeの中で/release-notesを実行すると、版を選んで変更点を読めます。表示はClaudeとの会話には入りません。
  • 公式の変更履歴(英語)には、版ごとの追加・修正がすべて載っています。元になっているのはGitHubのCHANGELOG.mdです。2026年11月5日の確認では、最新は11月4日の2.1.318でした。
  • 公式のWhat's new(英語)は、週ごとの主な新機能を、使い方の例つきでまとめています。2026年11月5日の確認では最新の項目が9月の週で、新しい版の変更は変更履歴の方が早く載ります。

Claude Code Studioでも、仕事に関係の大きい版を日本語で解説しています。たとえばv2.1.295の変更点のように、版ごとの記事で、何が変わったかと、更新した後の確かめ方を説明しています。

Claude Codeのアップデートでよくある質問

古い版に戻せますか?

ネイティブ版ならclaude install 2.1.89のように版を指定して入れ直せます。ただし、公式資料には、版を指定して入れると自動更新が止まるという記載はありません。自動更新は起動時と実行中に新しい版を確かめて入れる仕組みなので、有効なままだと、次の確認で再び新しい版へ上がります。しばらく戻したままにするなら、DISABLE_AUTOUPDATERで自動更新を止めます。会社として版の範囲を守らせる場合は、管理用の設定のrequiredMaximumVersionを使います。

アップデートを止めると困ることはありますか?

止めている間は、不具合の修正や新しい機能が入りません。公式資料も、HomebrewやWinGetの人には、新しい機能と安全のための修正を受け取るために定期的に更新するよう書いています。止める場合は、誰がいつ上げるかを決めておきます。

VS Codeのターミナルで使っているClaude Codeは、どれを更新すればよいですか?

VS Codeの統合ターミナルでclaudeと入力して使っているなら、それは自分で入れたネイティブ版などです。この記事の手順で更新します。VS Codeのチャット画面(拡張)で使っている場合は、拡張機能の画面で拡張を更新します。

まとめ:入れ方を確かめてからアップデートする

Claude Codeをアップデートする時は、まずclaude --versionで版を、which -a claudeなどで入れ方を確かめます。ネイティブ版なら自動で上がり、すぐ上げたい時はclaude updateを実行します。Homebrew・WinGet・apt・dnf・apkはそれぞれのコマンドで、npmは@latestを付けて入れ直して上げます。仕事の環境を落ち着かせたいならstableを選び、会社で版をそろえるなら管理用の設定で下限と上限を決めます。初めての導入はインストールの記事に、Claude Codeの全体像はClaude Codeとはの記事にまとめています。

社内の複数のパソコンでClaude Codeを使う時は、入れ方とリリースチャネル、版の上げ方を最初にそろえておくと、人によって版が違うことによる問い合わせを減らせます。導入や運用ルールづくりは、PLaiのAI社員導入支援でも相談できます。